過去にこのミルマガジンでも何度かご紹介をしました「一般社団法人日本障害者雇用担当者協議会」の活動報告になります。
この協議会では全国で障がい者雇用に取り組む企業の担当者が集まり、情報交換・共有をはじめ、障がい者雇用に関する相談やテーマに沿ったグループワークを行うなど、自社の障がい者雇用を組織の成長に繋げる役割を担うとともに、誰もが活躍できる社会づくりを目指しています。
【参考】
去る2026年2月5日に協議会と同じく障がい者の働く場を創造するために「教育×福祉×企業」をつなぐコミュニティーとして全国をフィールドとして活動をされている団体discoveryと共催で『合同企業説明会』を開催しました。
discoveryとは同会が発足当初から活動にご理解とご協力をいただいており、交流する中で「障がい者の雇用を増やすためのイベントを一緒に開催したい!」という考えのもと、ようやく開催することができたイベントになります。
この『合同企業説明会』は「障がい者雇用に取り組む企業」と「障がい者を一般就労に送り出す支援事業所」が接点を作ることで、一人でも多くの障がい者が企業で活躍できる機会を増やすことを目的としています。
同説明会には協議会の会員企業5社とdiscoveryの活動に賛同している就労系支援事業所15社が参加しました。
【参加企業】
OSPハートフル株式会社
楽天ソシオビジネス株式会社
コクヨKハート株式会社
ヤンマーシンビオシス株式会社
株式会社DTL SOCIAL-DESIGN
イベント当日は2月の寒い時期にも関わらず、企業5社11名と就労系支援事業所15社51名の参加者が一堂に集まった会場は熱気で暑さを感じるぐらいでした。たくさんの方々からお申し込みをいただきましたが、当日は欠席者も出るだろうと感じていたのですが、蓋を開けるとひとりも欠席される方がいませんでした。
『合同企業説明会』は大きく前半と後半の二部構成。(計120分)
前半は障がい者の雇用に取り組む企業が就労支援事業所から参加された利用者と支援者を対象に企業紹介を実施しました。後半は各社ブースゾーンにて前半の企業紹介を聞いた利用者と支援者からの個別の相談や質問に答えていく時間となります。
【前半:企業紹介】
前半の企業紹介では参加企業の担当者から各社10分の持ち時間を使って「企業概要」「障がい者雇用状況」「活躍事例」「今後の採用予定」などが説明されました。
各社ともスライド資料を使い、参加者に分かりやすい説明を実施される様子は大手の人材会社が開催する企業説明会と変わりなく、「必要な人材を採用したい!」という意気込みが感じられました。ただ、企業が自己紹介をするのに10分の持ち時間は非常に短いと感じられました。ある企業の担当者は「本来は30分ぐらいの説明が必要な資料を準備してきたので、かなり省力した内容になってしまいました。」とおっしゃっていました。
一方で各社の企業紹介に耳を傾ける利用者と支援者の方々も熱心にメモを取る姿が多く見られました。後半のブースゾーンでの質疑応答に向けた準備をする姿勢だと思われますが、就職に対する強い思いの表れだということが運営側にもひしひしと伝わってきました。


【後半:ブースゾーンでの質疑応答】
後半に設けた各社によるブースゾーンでの質疑応答では、利用者と支援者を5つのグループに分けて各ブースを決められた時間(12分)ごとに回っていただくシステムになっています。
ここでは参加企業がより一層自社のことを知ってもらうために、ブースに集まった利用者と支援者からの質問に答えたり、自社の雇用事例などをさらに詳細にして情報の提供として行なっていました。ある企業では自前で持ち込んだモニターやプロジェクターを用いて、自社で実践している障がい者雇用や活躍している状況を説明されていました。ここでも利用者の方たちは確認したいことを質問したり、メモを取ったりなど、皆さんの就職に向けた強い気持ちが見られました。






この日の『合同企業説明会』はあっという間に終了の時間を迎えました。
私は主催側となる協議会の代表として会の運営メンバーでした。今回初めての開催でもあったため、トラブルなく開催できたことは評価しつつも想定していなかったことなど、実施したことで見えた反省点も確認することができました。
『合同企業説明会』終了後、参加していただいた企業担当者と支援事業所の支援者・利用者からは満足のいく声を聞くことができたのは今回の『合同企業説明会』を今後も継続したイベントにしたいと考えていた運営メンバーにとっては嬉しく感じられるものでした。障がい者の社会参加を強く願う我々にとって、今後も求められるイベントであったことを認識する機会にもなりました。改善を踏まえた次回開催を具体的に企画したいと思います。







