HIKARI監督初長編映画『37 Seconds』日米共同製作発表 サンダンス映画祭とNHK が主宰する脚本ワークショップの 日本代表脚本ついに映画化!

37秒間仮死状態で産まれたことが原因で脳性麻痺になった主人公の成長を描いた映画『37 Seconds』

障がいをもった主人公役を一般公募した事が話題になりましたので、耳にした事のある方も多いと思います。ついに映画の撮影が始まりました。
今回は、映画『37 Seconds』監督であるHIKARIさんよりミルマガジン読者の皆さんにメッセージが届きました。

みなさん、こんにちは。映画『37 Seconds』の脚本と監督を務めますHIKARIです。

本作の主人公を務めるのは、全国のオーディションで選ばれた脳性麻痺の佳山明さん23歳です。現在千葉県や都内で撮影中をしており、8月最終週のタイでの撮影でクランクアップとなります。主演の佳山さんは、障がいをお持ちで且つ初めてのお芝居にも関わらず、体当たりの演技で、日々いろいろな表情を見せてくれています。連日猛暑の中ではありますが、佳山さんをはじめとして、キャスト、スタッフ一同頑張って撮影しています!公開は2020年を予定しており、東京オリンピック・パラリンピックと同じタイミングです。少し先ではありますが、是非、その際は劇場へ足を運んで頂けますと嬉しいです。

HIKARI監督初長編映画『37 Seconds』日米共同製作発表
サンダンス映画祭とNHK が主宰する脚本ワークショップの日本代表脚本ついに映画化!
クランクインしました。

北米最大の国際映画祭サンダンス映画祭とNHKが主宰するNHK / Sundance Institute脚本ワークショップ・2016 年度日本代表脚本作品の映画化がついに決定いたしました。

37秒間仮死状態で産まれた時のことが原因で脳性麻痺になった主人公・貴田夢馬(タカダユマ)の自己発見と女性としての成長を描いたストーリー。

2018年早春、全国から身体に障がいを持つ女性達を一般公募し、東京、名古屋、大阪でのオーディションを開催。主人公に抜擢されたのは、大阪府の社会福祉法人豊中市社会福祉協議会に在職する脳性麻痺の佳山明さん(23歳)。脇を固めるのは、主人公・夢馬の母親役に神野三鈴さんその他実力派俳優陣が集結しています。7月16日より千葉県市川市にて撮影をスタートしました。8月末、タイでの撮影にてクランクアップ予定。約45日間の撮影となります。

ストーリー

「生まれた時に1秒でも早く呼吸ができていたら、私はもっと自由に生きれたのかもしれない…」

漫画家のゴーストライターとして、陰で空想の世界を描き続ける先天性脳性麻痺の貴田夢馬(23)。異常なまでに過保護なシングルマザーと閉鎖された生活を送ってきた夢馬が、ひょんなことから出会う人々によって、未知の世界を切り開いていきます。実写と漫画の表現を織り交ぜながら描かれた、夢馬の成長物語。

不可能と思われ続けてきた事を力強く打壊し、夢馬は前に進みます。

映画『37 Seconds』概要

■製作:株式会社ノックオンウッド
■監督、脚本:HIKARI(『Tsuyako』、『A Better Tomorrow』、『Where We Begin』他)
■撮影期間:2018年7月16日〜8月末
■公開:2020年予定
■出演:佳山明、神野三鈴(『光』、『武曲MUKOKU』、『BLANK13』他)

★主人公 貴田夢馬役・佳山明さん

1994年10月生まれ・現在 23歳
四人娘の四女として生まれる。健常者の双子の姉がおり、出産時にたった数秒間 呼吸をしていなかったことが原因で、脳性麻痺となる。現在は、日本福祉大学を経て社会福祉協議会に在職。本作オーディションを通じて監督に見出され主役に抜擢されました。

コメント:
今でも障がいをもった自分が映画の主人公になれるなんて信じられず、この機会を頂けたことに感謝でいっぱいです。撮影は不安もありますが楽しめるように頑張っていきたいです。
HIKARI監督はじめ素敵な皆さんと映画作りを通して過ごす時間が楽しみで、何よりもとても幸せに思います。

★ 貴田恭子役:神野三鈴さん

この作品に出会えたことを心から感謝しています。
毎日 主人公演じる佳山明さんと過ごす時間の中で、当たり前に過ごしていた世界を新しい視点でみつめる経験をしています。
そして一人の女性が社会の中で親からも自立していく姿は障がいあるなしに関わらず普遍的な私達の物語でもあると感じています。
発見と理解 想像力 分かり合おうとぶつかるエネルギー 生命力溢れる人間の姿を生きたいと願っています。

★脚本、監督 HIKARI

ある一つのインタビューからインスパイアされ生まれたこの作品は、初稿から現在に至るまで幾つもの変化がありました。その大きな一つは主人公の貴田夢馬です。元々は交通事故で下半身不随となった女性を描いていましたが、身体に障がいを持つ女性たちからの一般オーディションで選ばれた佳山明さんは、脳性麻痺の方でした。ストーリーはもちろん、明さんにあったカメラの動きや、新しい夢馬の描写の仕方などを一から描き直しました。
彼女に出会ってからは、私の毎日が学びの日となりました。それは映画を作るプロセスだけではなく、障がい者と健常者の違いについて。それは本当に紙一重で、私たちが持つハートや想いは全く同じなんだということです。
主人公夢馬の女性としての成長と、ある一人の人間としてのディスカバリーの毎日に吸い込まれていく、そんな体験ができる作品に仕上がることを祈りつつ、撮影に挑みたいと思います。

【問い合わせ先】

株式会社ノックオンウッド
TEL:03-6721-0068 平日 10:00~18:00 (担当:寺崎)

ABOUTこの記事をかいた人

ミルマガジン編集部

ミルマガジン編集部では、義務や助成金を超えたメリットに目を向けるというスローガンの元、障害者雇用に取り組む企業・支援する施設・職場で活躍する障害者の方の生の声を届ける為、インタビューや見学会レポートなどを各種取材を行っています。取材等のご依頼は歓迎ですので、当サイトお問い合わせからご連絡お願いします。他にも、助成金講座や雇用義務企業人事担当者向けセミナーや現状の障害者雇用を知るセミナーなど役立つ催しを不定期開催しています。