こんにちは!
フリーアドレスという名の自由席を設けている会社や、在宅ワークという名の会社に出勤しなくても働いているとみなされる制度を設けている会社の人が羨ましくて仕方がない中村です。
僕は会社に行くのが嫌ではないので、在宅ワークはそれほど羨ましくないんですが、フリーアドレスっていいよなーって思います。
だって、自分が苦手な人から離れて仕事ができますからね!
なぜ、僕がこんなことを言うのか?というと、それは僕の目の前には発達障がいの僕よりも多動で、衝動的で、ファンキーなおばちゃんがいるからなんです!
今回は、僕以上にアグレッシブでファンキーなおばちゃんの話について。
同僚のおばちゃんがやたらとアグレッシブでファンキー
目の前に座るおばちゃんの第一印象はそんなに悪くありませんでした。
配属されたときに、同じ部署ということで挨拶をしたのが最初でした。僕が障害者雇用であることを告げると、そのおばちゃんは「私たちができる配慮はありますか?」といってくれたので、このおばちゃんはいい人なんだなって思っていました。
もちろん、今でもいい人だとは思っています。
ただ、あの時と今で違うのは、おばちゃんの仕事に対する情熱っぷりを目の当たりにしたからでしょう。おばちゃんは、やたらとアグレッシブで、やたらとファンキーなんです。
おばちゃんとの会議は時間通り始まらず、時間通り終わらない
部署の会議とは別におばちゃんと、別の部署の人、そして僕の三人で会議をすることになりました。
開始時間は14時。
僕が14時の5分くらい前に所定の場所に行くと、おばちゃんは電話をしていました。「まぁ会議を開いたのはおばちゃんだから、時間になったら電話は終わるだろ」と思っていたのですが、終わらない…。
14時を10分ほど過ぎてから、電話を終えたと思ったらおばちゃんは「あれ?もうこんな時間?会議はじめないとね!」と何事もなかったかのように会議をはじめました。
そして、その会議もはじまったのが遅かったこともありますが、おばちゃんの準備不足とマシンガントークで、会議時間は大幅にオーバー。
ただ、おばちゃんには悪気もなく、笑顔で話し続けるので、僕としてはどうすることもできず、ただ呆然としていました。これがおばちゃんのヘビーな一面を垣間見た瞬間でした。
ひとたび電話に出ると話がやたらと長く、そして声がデカい
おばちゃんのファンキーさは会議に限りません。
もっとも猛威を振るうのは、おそらく電話。そして、その影響を一番に受けているのは、正面に座っている僕でしょう。
電話対応って会議とは違い、さくっと終わるものだと思っていました。長くても5分くらいかなーと。
ですが、おばちゃんは平均電話時間が5分くらいで、長いときは30分以上話し続けています。それもビックボイスで。どのくらいのビックボイスかは伝えるのが難しいですが、30mくらい離れていても十分聞こえるくらいのビックボイス。もはやBGM並の声のデカさなので、集中なんてできません(笑)
思いついたら即行動!気づいたときにはもういない…
おばちゃんの行動力というか、じっとしていられない感じは、正直発達障がいの子どもと同等かそれ以上です。
おばちゃんは社内でも、それなりに顔が広く、いろいろな人が用事を持って会いに来ます。ですが、彼らがおばちゃんに巡り会える確率は五分五分。まぁ基本的には会えないです。同じ社内にいるのにです。
そして、困ったことにおばちゃんは自分がどこかに行くときに周りに行き先も告ずにいってしまいます。そのため、来客があっても僕たちはどうすることもできないわけです。
行動力があるといえば聞こえはいいですが、周りを困らせるだけの行動力は正直迷惑以外の何ものでもありません…。
極めつけはデカいため息と呪いのような独り言
話し声はデカいし、必要なときに限っていないおばちゃんですが、席にいるときはいるときで困ります。
というのも、何か悩みでもあるのか事あるごとに「はぁぁぁぁぁぁぁぁはぁぁぁぁ」とデカいため息をつくんです。口から魔人でも出てくるんじゃないかってくらいのデカさで、目の前に座る僕はため息を聞くだけでビクッとしてしまいます(笑)
別にため息くらい誰だってするので、ため息自体が悪いわけではないんです。
ただ、ため息の回数が異常に多く、かつデカいことが迷惑なんですよね。
そして、デカいため息をしたかと思えば、呪いでも唱えるがごとくブツブツブツブツと独り言を言い始めるんです。これは結構怖いです。僕はいつか呪い殺されるんじゃないかって思っています。(いやマジでね)
おばちゃんの扱いづらさは、障がい者の僕以上らしい
これは同僚の方と食事に行ったときに聞いたんですが、おばちゃんは部内でも非常に扱いづらい存在らしいです。というか、実際にかなり扱いづらいです。
同僚の方から「中村さん、何か困りごととかないんですか?」と聞かれたので、「おばちゃんが非常に迷惑ですね…(笑)」というと、同僚の方々は「まぁあの人は仕方ないよね…(苦笑)」と何とも言えない感じでした(笑)
僕は入社して配属されたときに障害者雇用であることを告げました。ですが、そのときに同僚の方から困った感じというか、やりづらそうな感じを感じなかったのは、おそらく僕以上におばちゃんの存在が大きかったからだろうと思っています。
とにもかくにも、おばちゃんの存在は僕にとっては迷惑ですが、障がい者という立場でありながらも部に馴染みやすかったのはおばちゃんのおかげであることは間違いありません。
さいごに
同僚のおばちゃんのクレイジーさについて書いてみました。
正直迷惑なおばちゃんですが、おばちゃんから見習うところがあるとするならば、どれだけ周りに迷惑をかけていようが、周りからどう思われていようが、おばちゃんはまったく気にしていないということ。そして、どれだけ忙しかろうが毎日イキイキと働いていることですね。
仕事が好きなのか、仕事をしている自分が好きなのか、頑張ることが好きなのかは定かではないですが、デカい声で電話するのはやめてほしいし、ため息をつくのもやめてほしいですね(笑)
まぁこんなおばちゃんでも周りとなんとかやっているわけですから、障がい者の僕も負けてられないなーと思っています。まぁ僕はため息はつかないですし、デカい声で電話はしないですが(笑)