こんにちは、中村です。
先日、とある縁から上場企業で部長をされている方と話をする機会がありました。
その際に、その方の口から「中村さんって、初対面でも気に入ってもらえそうですよね」みたいなことを何度か聞いたので、なぜそう思うのか?ということを聞いてみたんです。
そしたら、これまで自分では考えもしなかった長所を見つけることができました。
今回は「周りに言われたはじめて気が付く自分の長所」というタイトルで、僕がこれまで考えていなかった長所を発見するまでについて書いてみようと思います。
初対面の人に言われた僕の長所
僕は小さいころから人見知りが激しく、初対面の人と緊張せずに話すなんてことは苦手なことだと思っていました。ましてや、気に入ってもらうなんてありえない次元の話だって思っていたんです。
でも、先日お話した方からは、僕は初対面で人から好かれるタイプの人ではないか?いわれたんです。
で、なぜそう思うのか?って直接聞いてみると、下記のようなことを挙げられました。
・相手の話(話し方)に合わせて話をすることができる
・笑顔が良い
・疑問・曖昧を解消しようと質問できる
・自分の意見を伝えてくれる
ということだそうです。
正直な話、自分ではまったく意識していなかったことだったので、上記のことを言われたときは「(心の中で)そうなんだ…笑」って感じで聞いていました。
で、よくよく話を聞いていると、「話を聞くのがうまい」ってのが長所なんじゃないか?って話になったんです。
「話を聞く」ってことが長所だなんて思っていなかった
僕は、興味がない話以外だと人の話は基本的に聞いていません笑
もちろん、相手が話しているのであれば、聞いているふりはしますが、ほとんど頭には残っておらず、聞いたことは右から左へと流れていきます。
そんな僕なので「話を聞く」ってことが長所だなんて思わなかったんですよ笑
でも、僕の長所やその理由を聞いていると、「もしかしたら!」みたいなことが頭に浮かびました。
それは、自分から話すのが苦手過ぎて、相手のペースに乗っかるのは上手いかもしれないってことです。
僕は周りへの興味がないこともあり、また、吃音症ということもあり、自分から積極的に話をしようって気になれません。
なので、誰かと話をするとなると、相手に話させる(相手が話したくなる)ように仕向けるんですよ。わからないことを質問したり、相手が話してくれそうな話題を振ったりして、相手が話の中心になるようにするんです。
もしかしたら、そういった逃げの姿勢が功を奏して、「話を聞く」のがうまいって思われたんじゃないかなって思いました。
僕としては相手に話してもらった方が気が楽ですし、相手からしたら話したいことを話して、かつ聞いてくれるのでスッキリするんでしょうね笑
でも、何はともあれ、話を聞くってことが僕にとっての長所であり、武器になっているっていうのは新しい発見でした。
自分が考える長所と周りが思っている長所は違う?
これまで就職や転職活動を通して、自己分析はしっかりと時間をかけてやってきたつもりでいました。
でも、先日の件を考えると、自分で考えている長所と周りが僕に対して考えている長所って違うんだなって思います。
これってすごくいい発見だと思うんですよね。というのも、周りが僕に対して抱いている長所の方が、社会的には必要だと思うからです。
僕が自分で考えている長所なんて、あくまで自己満なんですよね笑。誰だってよく見られたいので、「こうだったらいいな」みたいな理想もちょっとはありますからね。
でも、周りから言われる長所って、自分で考えるときみたいに理想や希望が先入観として入るわけではないので、かなり妥当性があるんですよね。しかも、周りにいいと思ってもらえることって、働くうえでも大切なことだったりします。
なので、周りの方からの意見は大切にしないとなーと改めて感じました。
さいごに:自己分析で行き詰まったら周りに聞くといいよ
今回は「周りに言われたはじめて気が付く自分の長所」と称して、僕が新しく長所と出会うまでの過程について書いてみました。
就職活動や転職活動ってどうしても一人でやってしまい、誰かに協力を仰ぐ機会って少ないですよね。でも、やるからには周りを巻き込んでやった方がいいんじゃないかって思いますよ。
特に自己分析のように周りからの意見も加味した方が良い場面だったり、志望動機や転職理由のように他者視点で見てもらった方がブラッシュアップできる場合などは。
なんでもそうですが、独りよがりになると大体うまくいきません。なので、もし何かに行き詰っているなら、周りに協力を仰いでみるってのも一つの手だってことを頭の片隅にでも置いておいてくださいね。
では、また。