「自分をさらけ出すこと」が気楽に働くための最適解だった[2/2]

「自分をさらけ出すこと」が気楽に働くための最適解だった[1/2]

2018.09.04

前回は、「自分を偽っていたことで、自分を苦しめていた話」と「自分をさらけだそうと奮起するもうまくいかず、空回りしていた話」を書きまして、最後につなぎとして「自分をさらけ出すにしても程度をわきまえないとダメだよね」みたいな話をしました。

今回は、その続きの話として、自分をさらけ出すことで、自分と周りはどのように変わるのか?そして、それが働くことにどんな影響があるのか?について書いてみようと思います。

なぜ「自分をさらけ出す」必要があるのか?をもう一度考えてみる

前回の記事では「自分をさらけ出すといっても、程度をわきまえないと周りとの関係がうまくいなかない」という話をしました。

でも、ですね。程度をわきまえられているのであれば、周りとの関係なんて最初から上手くいっているわけですし、こんなにも悩んでいないわけです

で、その自分をさらけ出す程度を見極めるために、僕がやったことは「なぜ自分をさらけ出すのか?」について改めて考えることでした。

極端な話、自分をさらけ出さなくても生きていくことは可能です。

ただ、それではこれまでうまくいかなかったわけですし、辛い思いもしてしまいました。これは確固たる事実です。これだと過去を乗り越えるために自分をさらけ出すような気がしたので、できる限り前向きな理由を改めて考えるようにしました。

そのときに行き着いた答えは、

「自分らしく、自分にとって楽な働き方をしたい」ってことでした。これが、僕にとっての自分をさらけ出すことの必要性でした。まぁ欲丸出しではありますが、このくらい欲が出ていないとやろうとしないので、僕にとってはちょうどよかったと思っています。

自分をさらけ出すとは、「自分の気持ちに正直になること」

なぜ、自分をさらけ出すのか?をハッキリさせたのかは、その答えによってさらけ出す内容やさらけ出し方が異なると思ったからです。

僕が自分をさらけ出す理由は、「自分らしく、自分にとって楽な働き方をしたい」でした。

なので、僕は自分の気持ちに正直に行動しようと決め、実際に自分の気持ちに正直に行動するように努めました。というよりも、今でもそうするようにしています。

具体的な話をしますと、僕はかなりの臆病者です。僕を知っている人からすれば、「えっ?臆病なの?」と感じるかもしれませんが、面接前は変な汗をかくくらい緊張しますし、面接前日は寝付きも悪く、目覚めも悪いです。

これまでの僕は緊張していることを誰にも知られなくないという思いから、緊張している気持ちを誰かに伝えることがありませんでした。

ですが、自分をさらけ出そうと決めたので、不安な気持ち、緊張している感覚を身近な人に伝えるようにしました。

伝えてみて感じたのは、緊張や不安のようなマイナスな気持ちは誰かに伝えることで軽減されるということでした。

自分の気持ちに正直になり、その気持を行動に移すことは容易ではありません。ですが、その一歩を踏み出す動機づけをし、その動機に従って行動したことは間違っていなかったと今では思っています。

自分をさらけ出して変わるのは、自分だけじゃない?

自分をさらけ出すようになってから、周りの人の僕への対応が変わったような気がしています。まさに「自分が変われば、周りが変わる」というあれですね。

自分をさらけ出す前の僕は、周りの行動は変えられるものだと思っていました。

なので、周りが自分の思い通りに行動してくれないとイライラしましたし、周りを蔑むことすらありました。

ですが、自分をさらけ出すようになってから感じているのは、周りを変えるなんてことは無理だということ。自分を変えることすら難しいのに、自分でもない誰かを変えるなんて無理に決まってますよね。

なので、自分が変わることで、周りが変わっていく様を体感できたのは不思議な心地がしました。

自分が変わることで周りが変わるのは、自分からの周りを見る視点が変わるからということもあるでしょうけど、それだけではなく、自分が変わることで周りもそれに合わせて変わっていくからではないかと思います。

まぁ何はともあれ、自分をさらけ出したことが僕の人生を好転させたことは間違いありません。

さいごに

二回に渡り、自分をさらけ出すまでのサクセス?ストーリーを書いてきました。

自分をさらけ出してみるとわかりますが、さらけ出している方が気持ちは楽です。

できないことをできないって伝えられるだけで、できないことをサポートしてもらえるようになりますし、わからないことをわからないって伝えるだけでそのことを教えてもらえたりします。

今では「下手に身構えて、強がっていたら、誰も助けてくれないんじゃないか」とさえ感じます。

自分をさらけ出すことは、思っている以上に難しいです。

ですが、決して不可能なことではありません。なので、もし今人間関係で悩んでいるのであれば、自分をさらけ出す勇気持ち、一歩踏み出してみてはどうでしょうか?

ABOUTこの記事をかいた人

中村 祐基 (大手電機メーカー勤務)

就労移行支援を経て、大手電機メーカーに障害者として就職。診断名はADHD(注意欠陥多動障害)。吃音症と糖尿病も併せ持ちます。集中力のなさと、物忘れが多い半面、情報処理は異常に速い。言ってはいけないことを言ってしまい怒られることもしばしば。ミルマガジンでは、障害者として就職活動をしたこと、就職している実体験について主に書いています。