今回、ミルマガジンのインタビューにご協力いただいたのは、千葉市内を拠点に看護や介護・保育までを包括してケアサービスを提供する株式会社在宅支援総合ケアーサービスです。
インタビューにお答えいただきましたのは、営業事業本部 統括マネージャー石田玉緒様です。
よろしくお願いします。
1.読者向けに会社の紹介をお願いします。
株式在宅支援総合ケアーサービスは、まず訪問看護サービスからスタートしました。
現在では医療・看護・介護・保育・障がい者事業を展開しています。地域共生社会を目指してワンストップのサービスを提供しています。
2.障がい者雇用に取り組んだ経緯やキッカケを教えてください。
元々知り合いに障がいのある方がいらして、その方に外に出てもらいたいという思いから初めての障がい雇用となりました。
3.準備段階や開始当初の失敗談や苦労はありましたか?また、その克服方法は何でしたか?
障がいがあっても出来る仕事を現場から切り出して担当してもらいました。
現場スタッフの残業が減るという効果も出ています。
いくつかの通いやすい事業所を選択していただき、そこで出来る仕事を洗い出して、可能な時間勤務して頂きました。
4.障がい者雇用に関する勉強はどの様にしていますか?また、情報収集の方法も教えてください。
- 障がい者職業生活相談員認定資格講習へ参加しました
- 自己研鑽、特番テレビ番組を見る
- 千葉精神科医療センターの看護師さんからのアドバイス
- YouTube(大学の先生)
- サービス管理責任者の研修内容をシェア
5.障がい者雇用の為に社内で新たに始めたことはありますか?
グループのさくらホームでは、就労継続支援支援A型事業所『Ability Innovation Center』と就労移行支援事業所『Departure』(デパーチャー)を運営し、就労に向けた支援を行っています。
6.今現在、障がい者雇用においての目標は何ですか?
知的障がい者の方達は体調も安定している方が多いのですが、精神障がい者の方の中には体調が安定せずに休みがちな人もいるため、週5日の勤務が継続できるように自分自身で体調の管理ができるように毎朝体調をチェックするようにしています。
7.障がい者雇用に取り組もうか悩んでいる企業へのエールをお願いします。
障がいの種類・違いをよく知って欲しい。
また、障がいがあるからといって出来ない事ばかりではないので、秀でているところを見つけて欲しい。
ITなど上手く利用していただければ、任せられることがきっと見つかるはずです。
忍耐
『普通は』という言葉は通じない
一人ひとり対して個々育て
当たり前という認識を持って欲しい。
社会の一員として意識して欲しい。
8.就職準備中・求職活動中の障がいも持った方へのエールをお願いします。
- やる前から諦めないこと
- 相談出来る場所を作る
- 一人でも多くの相談する人と繋がる
- 先ずはチャレンジ
- 上手くいかなくて当たり前
- 自分のせいにせず、やり方を変える
- アドバイスしてくれる人を味方にする
ご協力ありがとうございました。
代表者名:依田 和孝
設立日:平成23年8月
業種:医療、看護、介護、保育、福祉
所在地:〒263-0031 千葉県千葉市稲毛区稲毛東2-14-12
ホームページ:https://www.inage-houkan.com/
事業内容:居宅介護支援事業、訪問看護、訪問介護、訪問入浴、福祉用具貸与・販売、
住宅改修、看護小規模多機能型居宅介護、保育事業、教育事業、運動事業、買取事業、
訪問鍼灸、美容事業、フィットネス事業