今回は、在宅雇用で重度の障がい者の就労を実現した愛知県の株式会社仙拓様にご協力をいただけ、自らも重度の身体障がい者である代表取締役社長 佐藤仙務様にインタビューにお答えいただきました。
Q1.読者向けに会社の紹介をお願いします。
Q2.障害者雇用に取り組んだ経緯やキッカケを教えてください。
自分自身が重度の身体障がい者という理由でどこにも働かせてもらえるところがありませんでした。それが理由で起業をしたのですが、会社を運営していくうちに、自分と同じような障がいが原因で働くことができない仲間が働ける場所を作りたいと思い、障害者雇用を始めることにしました。
Q3.準備段階や開始当初の失敗談や苦労はありましたか?また、その克服方法は何でしたか?
その後、自分からメディアに対して売り込みをかけ続け、取り上げてもらえたことで信頼をもらい、克服することができました。「待っていてはダメ。自分から動くこと」が私の信条です。
Q4.障害者雇用に関する勉強はどの様にしていますか?また、情報収集の方法も教えてください。
他の情報を頼りにせず、障がい者が働く職場づくりを強くイメージすることでそれらをひとつずつ実現するようにしてきました。それも、自分自身が重度の障がい者だからなのかもしれません。
Q5.障害者雇用の為に社内で新たに始めたことはありますか?
2名とも重度の障がい者なため、連続して長く働くことができません。今は法定雇用率を目指すのではなく、障がい者の働く場所を作ることを目標にしてきました。これからは週20時間以上働くことのできる障がい者を雇用していくことを目指しています。ただ、雇用率に関係なく良い人材と一緒に働きたいという考えがベースとしてあるのは確かです。
Q6.障害者雇用の為に利用したサービスはありますか?
Q7.障害者雇用を始めて感じたメリットはありますか?
従業員の半分が重度の障がい者ですが、自分たちのできることで存在価値を示していくことができていると感じています。重度の障がい者だからこそ注目される存在になることができました。
Q8.今現在、障害者雇用においての目標は何ですか?
Q9.障害者雇用に取り組もうか悩んでいる企業へのエールをお願いします。
Q10.さいごに、就職準備中・求職活動中の障がいを持った方へのエールをお願いします。
インタビューにご協力いただきありがとうございました。
会社名:株式会社仙拓
代表者名: 代表取締役社長 佐藤仙務
設立日:2011年4月8日
業種:web関連
所在地:愛知県東海市加木屋町愛敬123-2
ホームページ:http://sen-taku.co.jp/
事業内容:
Ⅰ.ウェブサイト、ウェブコンテンツ及びウェブアプリケーションの企画、デザイン、制作、販売、運営、保守及び管理
Ⅱ.パンフレット、チラシ、マニュアル等の印刷物の企画、制作及び販売
Ⅲ.パソコンスクールの企画及び運営
Ⅳ.インターネットサービスの開発
Ⅴ.福祉に関するコンサルティング
Ⅵ.前各号に付帯し、または関連する一切の業務