取材レポート:第3回ソーシャルフットボール全国大会

以前ミルマガジンではソーシャルフットボール(精神障がいや精神疾患、発達障がいのある方たちが参加するフットボール)の選手たちが放課後等デイサービスに通う子供たちを対象として開催するフットボール教室について取材をいたしました。

取材レポート:ソーシャルフットボール×放課後等デイサービス

2019.08.29

そして今回は令和元年9月7日と8日の二日間にわたってソーシャルフットボールの全国大会が大阪で開催されるということで大会会場へ取材に行ってきましたのでご紹介したいと思います。

会場は大阪市港区にある丸善インテックアリーナ大阪。周辺には他にも国際大会で使用される公認プールやトレーニングジムなど、運動に関する施設が併設されている地域になります。
実は今回の「第3回ソーシャルフットボール全国大会」はソーシャルフットボール発祥の地である大阪で開催されるということで大会主催者をはじめ選手の皆さん、関係者の方々にとってこれまで以上に熱の入った大会ということになります。
会場の入り口では障がい者に関連したブースが設けられ、大会の公式商品なども販売されていました。




今大会には全国から12チーム(選手180名)が参加。競技方法はA・B・Cの3つのグループにそれぞれ4チームが分かれ、総当たり戦の予選リーグを実施。決勝トーナメントには各グループの1位チームに各グループ2位チームの中で最も成績の良かった1チームを加えた計4チームが進出し、セミファイナル・ファイナルを行うことになっています。

【参加チーム】

『北海道代表(1チーム)』
リベルダージ北海道
https://hokkaido-supporters.club/liberdade/

『東北代表(1チーム)』
グランゼーレ東北

『甲信越北陸代表(1チーム)』
ヴルカーノ甲信

『関東代表(2チーム)』
Espacio
https://www.facebook.com/pages/category/Amateur-Sports-Team/Espacio-275069506269578/(Facebook)

埼玉CAMPIONE
https://ameblo.jp/campionestaff/

『東海代表(1チーム)』
エストレージャあいち
http://estrella2017.wp.xdomain.jp/

『関西代表(2チーム)』
おこしやす京都
https://blog.goo.ne.jp/okoshiyasu-kyoto
FCウエノ

『中国代表(1チーム)』
鳥取ブレックス

『四国代表(1チーム)』
Vier Glanz(フィア グランツ)

『九州代表(1チーム)』
amigo長崎

『開催地(大阪)』
YARIMASSE大阪
https://yarimasse-osaka.com/

定刻通りに試合が始まりました。私自身、ソーシャルフットボールの公式戦を生で観戦するのが初めてなので、選手ではありませんが緊張していました。

ソーシャルフットボールの基本的なルールはフットサルと同じで各チーム5人ずつが試合に出場することができます。但し、女性が試合に出る際にはプラス1名の計6名で試合を行います。断然、男性選手が多いのですが、だいたいのチームには女性選手も登録されており、試合に出場している女性選手の中には男性選手顔負けなプレイをする方もいらっしゃいました。

コートは2面に分かれており、グループごとに3試合ずつの予選が行われます。各試合、選手同士のコンタクトも激しく、転倒しながらボールを追いかける姿はJリーグに負けず劣らずの迫力がありました。それぞれの試合を観ていると、チームごとに特徴があることが分かります。それぞれの選手がパスを回しながら相手のスキを見つけてゴールを狙うチーム、相手ゴール前に配置したひとりの選手にボールを集める作戦を取るチームなど。
どのチームも大会に出場し優勝を勝ち取るために厳しい練習を重ねてきたことが観ているこちらにも強く伝わってきました。






そして、2日間にわたって開催されました「第3回ソーシャルフットボール全国大会」の結果はこちらになります。

優 勝:エストレージャあいち(愛知県)
準優勝:Espacio(千葉県)
第3位:YARIMASSE大阪(大阪府)・おこしやす京都(京都府)

改めてお伝えしますが、ソーシャルフットボールの選手の皆さんは「精神障がいや精神疾患、発達障がいのある方たち」です。
しかし、コートで力強くプレイをしている姿を観ている時には、そのことを忘れてしまいます。おそらく、知らずに試合を観た方は選手が障がい者だなんて想像もできないと思います。

世の中の精神障がい者や発達障がい者に対するイメージというのは、どちらかと言えばネガティブな方に傾いているのではないかと感じます。それは、企業の障がい者雇用を支援している立場であれば尚更強く感じることがあります。そのような時、「障がい者のことを頭でイメージするだけではなく、実際に働いている姿を見て判断してください。」とお話をします。

日本でソーシャルフットボールが誕生して12年。これから大きく成長していきます。ひとりでも多くの方にソーシャルフットボールを知っていただくことが、障がい者に対するイメージを変えていくことになると思います。是非、応援よろしくお願いします。

「一般社団法人 大阪ソーシャルフットボール協会」
住所:大阪府堺市中区八田南之町277 阪南病院内
HP:http://osfa.jp/
Facebook:https://www.facebook.com/osfa2016/

「特定非営利活動法人 日本ソーシャルフットボール協会(JSFA)」
住所:東京都新宿区神楽河岸1-1
HP:http://jsfa-official.jp/
Facebook:https://www.facebook.com/jsfakokusai2016/

ABOUTこの記事をかいた人

上前 忠司 (日本障害者雇用総合研究所代表)

[障害者雇用コンサルタント]
雇用義務のある企業向けに障害者雇用サポートを提供し、障害者の雇用定着に必要な環境整備・人事向け採用コーディネート・助成金相談、また障害者人材を活かした事業に関するアドバイスを実施。障害者雇用メリットの最大化を提案。その他、船井総研とコラボした勉強会・見学会の開催や助成金講座の講師やコラム執筆など、障害者雇用の普及に精力的に取り組んでいる。

▼アドバイス実施先(一部抜粋)
・opzt株式会社・川崎重工業株式会社・株式会社神戸製鋼所・沢井製薬株式会社・株式会社セイデン・日本開発株式会社・日本電産株式会社・株式会社ティーエルエス・パナソニック株式会社・大阪富士工業株式会社・株式会社船井総合研究所・株式会社リビングプラットフォーム