インタビュー:積水化学工業株式会社 林 和輝さん

障がいを持ちながら企業で活躍されている従業員のインタビューをご紹介いたします。
今回、インタビューにご協力いただきましたのは積水化学工業株式会社で勤務している林 和輝さんです。
林さんの障がいは発達障がいです。企業に就職することを目標に、就労移行支援事業所を通じて積水化学工業に就職されました。林さんはご自身の経験を広く伝えることで、同じ発達障がいを持つ求職者の方々の役に立ちたいと考えられています。

それでは、林さんのインタビューをどうぞ。

1.読者向けに自己紹介をお願いします。

積水化学人事部人事グループの林 和輝と申します。よろしくお願い致します。
2018年2月1日に入社し、以下の業務を担当しています。
1.中途採用実務担当(面接采配・進捗管理・入社手続き等)
2.障がい者雇用担当(体験実習やインターンの企画と監督など)
3.人事部ペーパーレス化実務(資料のPDF化と共有化)
何れの業務も、与えられた業務をこなすのでは無く、上期・下期で計画した目標を達成するために、裁量と責任を持って仕事に取り組んでいます。

2.働き出した経緯・キッカケを教えてください。

2016年に前職を退職し、2017年4月から就労支援を行うエンカレッジ心斎橋に通いました。
その中で、積水化学での職場実習を通して、働くことへの意欲が高まり、採用前実習と面接を経て、2018年2月に入社となりました。特に実習で働くことによって、自分が何を実現したいか考える良いキッカケになったことが大きかったと思います。

3.働き出した当初感じたとまどいや失敗談はありますか?また、その克服方法は何でしたか?

仕事を進めていくことと、就労支援で訓練することは、若干異なる点があることに気付きました。
克服方法は、今までと違う経験・考えに触れることで、物事に対処する引き出しを増やし、様々な場面に応じて、最適な答えを自分で考え、選択していくことではないかと考えています。

4.あなたにとって働くことの意味とは何ですか?

今の私の知見では、人生で何をどうしたいかを考える側面を持つ行為だと思います。
仕事だけではなく、プライベートでのイベント(趣味・学習・ボランティア・旅行・結婚など)がある中の一部分ということになります。
また、働くことで得られたものがプライベートに生かされ、プライベートで得られたことが、働くことに還元されると考えています。

5.就職準備中・求職活動中の障がいを持った方へのエールをお願いします。

何よりも生活リズムを整えて、出勤日に出勤できる体調管理が重要だと感じています。
また、悩みを相談できる環境を見つけて、面談でガス抜きできると、メンタル面で安定すると思います。その他、職場実習・就労支援を通じて自己理解を深めることが、障がい当事者と企業のwin-winのマッチング・定着に繋がると感じています。

インタビューにご協力いただきありがとうございました。

勤務先情報
会社名:積水化学工業株式会社
代表者名:高下 貞二
設立日:1947年3月3日
業種:化学
所在地:東京本社:〒105-8450 東京都港区虎ノ門2丁目3番17号 虎ノ門2丁目タワー
    大阪本社:〒530-8565 大阪市北区西天満2丁目4番4号  堂島関電ビル
事業内容:素材・住宅・建材
ホームページ:https://www.sekisui.co.jp/index.html

ABOUTこの記事をかいた人

上前 忠司 (日本障害者雇用総合研究所代表)

[障害者雇用コンサルタント]
雇用義務のある企業向けに障害者雇用サポートを提供し、障害者の雇用定着に必要な環境整備・人事向け採用コーディネート・助成金相談、また障害者人材を活かした事業に関するアドバイスを実施。障害者雇用メリットの最大化を提案。その他、船井総研とコラボした勉強会・見学会の開催や助成金講座の講師やコラム執筆など、障害者雇用の普及に精力的に取り組んでいる。

▼アドバイス実施先(一部抜粋)
・opzt株式会社・川崎重工業株式会社・株式会社神戸製鋼所・沢井製薬株式会社・株式会社セイデン・日本開発株式会社・日本電産株式会社・株式会社ティーエルエス・パナソニック株式会社・大阪富士工業株式会社・株式会社船井総合研究所・株式会社リビングプラットフォーム