私の旅と、障がい者手帳おすすめスポット3選

はじめまして。身体障がい者の下司啓太(しもつか けいた)と申します。今回初めてこちらのミルマガジン様に投稿させていただきますので、ちょっとした自己紹介と、記事を書かせていただきたく思います。

①私の障がい

私は先天性四指欠損という、生まれつき左手の指が親指以外無いという障がいを持っています。生まれた時からこの状態なので、今では特に生活で困る事はありません。
ですが、制限や干渉を受けていることがあるなら、

  • レジ打ちなどの手先を使う仕事が苦手
  • 皿洗いが遅い
  • 野球やテニスなどのスポーツに支障がある
  • 右腕ばかり使いがち
  • バイクに乗るなら要改造

といったところでしょうか。

私個人として気になるのは、レジ打ちのように、仕事を制限されることかなと思います。マッサージの仕事や、大工の仕事などに関心のあった時期もあったので、もし健常者だったら、今とだいぶ違う人生を歩んでいたのかもしれないと思うこともあります。

②これまでの私の活動

これまでの私の活動年表を、簡易的にまとめてみました。

  • 2015年5月〜2016年9月 ママチャリ日本1周の旅
  • 2018年6月 ママチャリ日本1周の書籍出版
  • 2022年7月〜2022年12月 バイク日本1周の旅
  • 2023年8月〜2024年2月 インド自転車1周の旅

このように私は人生の節々で旅をしてきました。
その途中で、旅の本を出版したり、旅の記録をウェブメディア媒体で書かせていただいたりと、ライター活動も行ってきました。

バイク日本1周したときに記事にしてもらったもの

インド旅を記事にして下さったメディア116様
https://www.media116.jp/author/keita0206

③障がい者手帳が使えるお勧めスポット

ここからは障がい者として旅をしてきた中で、障がい者手帳が活用できるお勧めスポットをいくつかご紹介してきたと思います。

●天神岬温泉 しおかぜ荘(福島県)

こちらの温泉では、通常料金700円のところ、障がい者手帳を提示すれば無料で入浴することができます。金額もさることながら、眺めもオーシャンビューで楽しめます。源泉100%なので、疲労や神経痛に良いと評判です。

天神岬 しおかぜ荘
https://naraha-tenjin.net/

● UFOふれあい館(福島県)

こちらも同じ福島県。道路沿いの坂を上ると、こちらの施設が現れます。
館内は、宇宙人やUFOなどの資料館といったところで、他の資料館やアミューズメント施設にはない雰囲気を楽しめます。そしてなんと2階にはお風呂と休憩所も併設されています。これら全て、手帳提示によって全額免除となります。

UFOを彷彿とさせる円形の屋根が特徴的だ。

UFOふれあい館
https://ufonosato.com/

●フェリー

新幹線のバスで手帳を活用したことがある方は多いかもしれませんが、フェリーは意外と盲点かもしれません。フェリーの運賃は、例えば福岡〜横須賀間なら通常14,000円程度ですが、手帳の割引を使えば半額の7000円にまで安くなります。肝心の乗り心地ですが、まるで海上のホテルといった感じで、大浴場やシアタールーム、レストラン、お土産コーナーやゲームセンターなど、何でもござれといったところです。

バスや新幹線に比べると時間がかかるというのが唯一の難点ですが、ゆとりのある方はぜひ使ってみてはいかがでしょうか?

1階のロビースペース

この時に乗ったのは東京九州フェリーでした
https://tqf.co.jp/fare/

④今後の抱負について

今後はライター活動の中で、何かしら障がいや病気を抱えた人々の活躍する姿をメインに取材していきたく思います。障がいや病気を抱えた人は、それぞれ普通の人よりも何かしらハンデがあります。しかし、ハンデを抱えながらも、健常者と肩を並べて努力する様は、見ている者の心を駆り立てます
「私より大変な状況なあの人が頑張っているのだから、私もじっとしているわけにはいかない」と。

人が何か壁を乗り越えようとする様は、見ている側に克己心を与えると私は思います。何より、私自身がそのような人に多く関わることによって、自分の心の障がいを打ち破っていきたいとさえ思っております。

読者の心の壁を破ってくれる、何かしらハンデを持っていても、たくましく生きている人に、国内以外問わず会って取材をしてきたと思います。

まだまだライター経験に乏しく、読むに耐えない箇所もあったかもしれませんが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

ABOUTこの記事をかいた人

▼プロフィール:
1992年生まれ。福岡県博多区在住。久留米大学文学部卒業。
大学卒業後、就職せずにママチャリ日本周の旅へ。その旅をきっかけに、バイクで日本1周や、インド自転車1周も行う。旅の中で、障害や病気を抱える様々な人と関わっていくうちに、その出会いを文字にして誰かに伝えたいと思うようになる。ライター活動を日々奮闘中。

著書に「青春にママチャリを乗せて」がある。


WebSite:https://www.kankanbou.com/books/essay/0318mamatyari