【成長】就労移行支援に通ったからこそ得られたこと

【回想】なぜ僕は就労移行支援という選択をしたのか?

2018.05.25

前回は僕が就労移行支援に通おうと思った理由について書きました。

で、今回はその続きとして就労移行支援に通ってみてどうなったのか?について書いていようと思います。

就労移行支援に通うことでもたらされた変化

まずは就労移行支援に通ったことでもたらされた変化についてざぁーっと挙げてみます。

  • 視野を広げることができた
  • 悩み考え込むことがなくなった
  • ストレスに強くなった
  • 体調を崩すことが減った
  • 他者からの意見を受け入れることができるようになった
  • 自分に自信を持つことができた
  • 自分と向き合うことができた
  • 短所や苦手を受け入れることができるようになった
  • 地に足のついた考え方ができるようになった
  • 不平不満を垂れ流さなくなった
  • 諦めが良くなった(いい意味で)
  • 障がい者という視点から社会の問題を考えることができた
  • 自分の変化に気が付くようになった/変化を楽しめるようになった

就労移行支援には約10ヵ月通いましたが、こうやって振り返ってみると10ヵ月の間でだいぶ変わったなーと思います。変わったこともそうなんですが、変わったことに気が付けるようになったことも大きいなーと。

では、この中からいくつかピックアップして詳細を書いてみようと思います。

悩み考え込むことがなくなった

就労移行支援に通う前は、何か壁にぶつかると「どうしよう…?」「どうすればいいんだろう…?」と悩み考え踏みとどまっていました。もちろん、悩むことや考えすぎることがダメではありません。ですが、それで行動が束縛され、一歩が踏み出せないとなると、それはそれで問題なんですよね。そんなことがかつての僕にはありました。

そんな僕ですが就労移行支援での訓練や企業実習を通して、いろいろな人と関わり、いろいろな経験を積むことで、いい意味で開き直ることができました。その結果、必要以上に悩んだり考え込んだりしなくなりました。

「失敗してきてください」の一言が僕の背中を押してくれた

2018.05.11

無駄に悩んだり考えたりしなくなったことで、ストレスも体調が悪化することも減りました。

短所や苦手を受け入れることができるようになった

就労移行支援に通うといろんな障がいを持つ人と出会います。

  • 考えすぎる人
  • PC作業が苦手な人
  • 集中力がずば抜けた人
  • 気分の浮き沈みが激しい人
  • まじめすぎる人
  • コミュニケーションが苦手な人

などさまざまな人がいました。彼らとの出会いを通して、僕は「自分の悩みなんてちっぽけなものなのかもしれない」「誰にだって困難なことの一つや二つはある」という考えに至りました。

これは自分よりも周りの人が劣っているとか優れているとかではなくて、「人それぞれでいいんじゃない?適材適所でいいじゃん!」みたいなところからきている考えです。

そうこうしているうちに自分の短所や苦手なんてどうでもいいや!って思えましたし、受け入れることができるようになりました。

自分の短所や苦手を受け入れることは正直難しいです。でも、受け入れることで対処方法も見えてきますし、自分の長所や得意も浮き彫りになることは間違いありません。

地に足のついた考え方ができるようになった


就労移行支援に通う前の僕は「こんな生活をしてみたい」「あの人みたいになりたい」「自由になりたい」などと夢や理想ばかりを追い求め、地に足のつかない状態でした。

ですが、就労移行支援に通い就職活動で現実を見せつけられたことで、地に足のついた考え方ができるようになりました。「なりました」というよりも、その方が現実的で、今の自分には必要なことだと悟ったんです。

夢や理想を追い求めることはダメなことではありませんが、それはある程度自立してからじゃないとダメだと思うんですよね。誰かに迷惑をかけ、誰かに助けてもらっている状態で、夢やなんだっておかしな話だと思うんです。そういうことを感じ取れただけでも、僕は就労移行支援に来た甲斐があったと思っています。

自分の変化に気が付くようになった/変化を楽しめるようになった

以前の僕が変化に疎かったわけではありません。

ただ、以前の僕は自分の体調や心境の変化に気づいていても、それを見て見ぬふりをし、「自分に変わりはない!」と思い込むようにしていました。その結果が体調悪化による短期退職だったわけです。

就労移行支援に通いだした当初も体調や心境に変化があっても、見て見ぬふりをし、体調がいいことを装っていることがありました。でも、「それじゃだめだ!」って思ったんですよね。

というのも、体調や心境が悪化しているのにそれを隠しても、得する人は誰もいないからです。僕自身は体調をより悪化させる危険性があるわけですし、支援者としては僕の体調の変化のきっかけを知る機会を損失してしまうわけです。

「そんな誰も得をしないことをするために就労移行支援に来たわけじゃない!」と思い至り、少しでも体調や心境に変化があったら、表に出そうと思ったんです。

そして、体調や心境の変化を言葉するようになってからあることに気が付きました。それは自分には改善点がたくさんあるってことです。生活リズムや食事内容をはじめ、スキルやコミュニケーション能力、考え方などもっと良くなる点はたくさんあるって気が付いたんです。

これまでは「今」の状態が一番いいと思っていたので、「もっとよくなれる!」と感じたときは嬉しくなりました。それ以降は、日々自分の変化を追うようになりましたし、悪化したとしてもその変化を楽しめるようになりました。

さいごに

就労移行支援に通ったからこそ得られたことについて書いてきました。

こうやって就労移行支援の日々を振り返っていると、本当に成長したなーと感じます。周りからすれば、あまり変化してないように感じるかもしれませんが、僕の中ではかなり変化しました。ここに来て本当によかったと思っています。

ABOUTこの記事をかいた人

中村 祐基 (大手電機メーカー勤務)

就労移行支援を経て、大手電機メーカーに障害者として就職。診断名はADHD(注意欠陥多動障害)。吃音症と糖尿病も併せ持ちます。集中力のなさと、物忘れが多い半面、情報処理は異常に速い。言ってはいけないことを言ってしまい怒られることもしばしば。ミルマガジンでは、障害者として就職活動をしたこと、就職している実体験について主に書いています。