ネガティブでもいいじゃないか

こんにちは
何をするにしても悪い方向にしか考えられない中村です。

みなさんは、ポジティブ思考ですか?それとも、ネガティブ思考ですか?

「ポジティブとネガティブ、どちらが良いのか?」なんて聞かれると、どうにもポジティブな方がいい感じがしますよね。

後ろ向きで、暗いイメージがあるネガティブに対して、ポジティブには前向きで、明るいイメージがあるからですよね。

でも、僕はネガティブでも、ポジティブでもどっちでもいいんじゃないかって思ってます。どっちが良くてどっちが悪いってことはないってことです。

今回は別にネガティブでもいいじゃないか!って話について経験を交えて書いてみようと思います。

僕はかなりのネガティブ思考


ポジティブ思考か、ネガティブ思考か?と聞かれたら、僕は「ネガティブ思考」と答えます。

吃音症を発症してからか、糖尿病と診断されてからか、受験に落ちたときからか、時期は定かではないですが、どこかのタイミングから僕はずーっとネガティブ思考です。

どのくらいネガティブか?というと、「物事は基本的にうまくいかない」と思っているくらいネガティブです。

何をするにしても「どうせうまくいかない」「失敗したらどうしよう」「誰かに迷惑をかけたらどうしよう」「笑われたらどうしよう」とネガティブなことしか考えません…。

人前では「こんなん楽勝やん!」「これくらいできて当たり前やろ!」みたいに強がってはいますが、ココロの中では「うまくいかなかったらどうしよう…」「できなかったら…」なんてビクビクしています笑

ポジティブ思考に憧れていた

超がつくほどのネガティブ思考な僕は、ずーっとポジティブ思考に憧れていました。

  • あんなに前向きになれたら楽しいだろうに
  • なんかかっこいいよなー
  • 明るい人っていいよなー

みたいな感じで、ポジティブな人っていいなーとずっと憧れていました。

世間的にもネガティブな人よりも、ポジティブな人の方が評価されているような気がしますし、周りに人が多く集まっていて、なんだか羨ましかったです。

今でこそ「ネガティブでもいいじゃないか」って開き直っていますが、心の中では「でもやっぱりポジティブっていいな」って憧れちゃってますね笑

「ポジティブ>ネガティブ?」なのか?

僕はずーっと「ポジティブ>ネガティブ」だと思っていました。

でも、よくよく考えてみれば、ポジティブもネガティブも考え方の一つであって、どっちが良くてどっちが悪いなんてことはないはずですよね。

学校の勉強ができる人が必ずしも仕事でいい結果を出せるとは限りませんし、逆に学校の勉強は苦手だけど仕事ではすごい結果を出す人だっていますよね。

これはポジティブ・ネガティブにも当てはまると思うんです。

ポジティブだからといって良いわけでもなければ、ネガティブだから悪いわけでもないんです。

根拠もなくやみくもに前向きでも、それはそれで困りませんか?勉強もしていないのに「絶対にテストで良い点取れる!」なんて怪しいですよね?笑

「きっとうまくいかない…」とネガティブに考える癖があっても、「きっとうまくいかない…。だから、努力しよう」ならネガティブでも良いと思いませんか?

ネガティブだからこそ今の僕がいる


過去を振り返ってみて、そして今に目を向けてみると、今の僕があるのはまさにネガティブだったからにほかなりません。

大学受験では「きっと落ちる…」と思っていたので、落ちる可能性を下げるべく勉強に励みましたし、仕事でも「きっとミスがある…」と思っているので、何度も確認してミスを減らす事ができています。

僕みたいな適当な性格の人間は、放っておくとついついミスしますし、手を抜きますし、気を抜いてしまい、だいたいうまくいかないんですよね。

なので、「きっとうまくいかない…」って考えることで、自分なりに危機感を煽り、努力するように仕向けているんだろうと思います。

さいごに:ネガティブでも良い!

ネガティブ思考ってあんまりいいイメージを持たれませんが、僕はネガティブ思考でもいいんじゃないの?って思っています。

むしろ、ネガティブ思考にはネガティブ思考の良いところがあると思っています。

僕みたいに「きっとうまくいかない…」って考えから、自分なりに努力できるならネガティブ思考だって悪くありません

ようするに考え方次第、使い方次第ってことです。

別にネガティブだからって死ぬわけじゃないんですから、自分なりにうまいこと使えば良いんじゃないの?って思います。

まぁこうやってネガティブ思考をプラスに捉えられている時点で、僕はポジティブ思考なのかもしれませんが…。

ABOUTこの記事をかいた人

▼プロフィール:
就労移行支援を経て、大手電機メーカーに障害者として就職。診断名はADHD(注意欠陥多動障害)。吃音症と糖尿病も併せ持ちます。集中力のなさと、物忘れが多い半面、情報処理は異常に速い。言ってはいけないことを言ってしまい怒られることもしばしば。ミルマガジンでは、障害者として就職活動をしたこと、就職している実体験について主に書いています。