今回ご紹介する事業所は、千葉にある特定非営利活動法人コミュニティーワークス様が運営する就労継続支援B型事業所「hanahaco」さんです。
従来からある福祉事業所のイメージを破り、新しい「障がい者の働き方」を表現されています。法人代表の筒井様から、「hanahaco」が目指す障がい者の企業就労についてのインタビューをご覧ください。
1.読者向けに施設の紹介をお願いします。
2.施設で提供している支援の内容とその流れを教えてください。
その他にも直営農場での農作業や敷地内にあるお庭の手入れなども大切なお仕事です。 一方の生活介護では、自然体で心地よい、その人らしい時間を過ごすことを最優先に考え、その中で職員がサポートしながら少しずつ仕事に取り組んでいただいています。具体的には、カフェで使う箸の袋入れやおしぼりづくり、仲間のユニフォームの洗濯・アイロンがけ、ショップで使う紙袋のロゴスタンプ押しなど、縁の下の力持ちとしてなくてはならない存在です。その他にも、ご利用者様それぞれの特性を活かしたアート活動や創作活動にも取り組んでいます。
3.支援に関して、今後力を入れていきたいことはありますか?
4.現在の障がい者の就労・就職全般に感じる問題点・困っている事はありますか?
5.障がい者の受け入れに悩んでいる企業へのエールをお願いします。
また、就職後に、困ったことが起きた時には、以前に所属していた障がい者支援施設にアドバイスを求めることもできると思います。 さらには、就職後に体調が悪くなった場合などに、数か月など企業をお休みされ、その間、就労継続支援B型事業所に通い、心も体も立て直った段階で、また企業での勤務を再開させるといった活用もできます。 全国にはこういった就労継続支援B型事業所が1万か所以上ありますので、ぜひ活用を検討して頂ければと思います。
6.就職準備中・求職活動中の障がいを持った方へのエールをお願いします。
インタビューにご協力いただきありがとうございました。
施設名:hanahaco
代表者名: 筒井啓介
設立日:2015年2月1日
業種:就労継続支援B型・生活介護の多機能型事業所
所在地:千葉県木更津市矢那1879-1
ホームページ:http://hanahaco.com
事業内容:カフェ+ショップの複合店舗
事業としてはカフェとショップの複合店舗を運営しており、ご利用者様(障がいのある方)は店舗の中でそれぞれの仕事を担ってくれています。 hanaはハワイ語で「仕事」という意味です。私たちは様々な“働くよろこび”の意味を“hana”という言葉に込めています。たとえば、安心して暮らせること、ごはんが美味しく食べられること、成長したり変化していくこと、今日もよかったと思えること。hanahacoは自分らしい“hana”をさがす人が集まる場所になりたいと考えています。 障がいのある方で、ガンガン働きたい人は就労継続支援B型、ゆったりとした時間を過ごしたい人は生活介護のご利用をして頂ています。