今回、ご紹介する支援施設インタビューは、株式会社manabyが運営している就労移行支援事業所です。
こちらは、仙台を中心に事業をスタートさせてから、現在では関東にも事業所を開設。大きな特徴は「在宅」で就労訓練を受けることができるという点です。今、テレワークによる雇用が注目される中、
企業の採用にも大きく活用されるのはないでしょうか。インタビューにお答えいただきましたのは、人事のご担当をされている佐藤様です。
1.読者向けに施設の紹介をお願いします。
2.施設で提供している支援の内容とその流れを教えてください。
全員参加型のグループワークはありませんが、ランチタイムや毎週土曜日に開催しているレクリエーションがコミュニケーションの場となっています。
3.支援に関して、今後力を入れていきたいことはありますか?
manabyとしては今後さらに、より多様な働き方と幅広い仕事内容に合わせた学習内容を準備してあらゆる可能性を見出していただける環境づくりをしたいと思っています。
4.現在の障がい者の就労・就職全般に感じる問題点・困っている事はありますか?
manabyとしては、企業に対するコンサルテーションも行っていく予定です。既存業務をどう切り出せば業務改善につながり、多様な人材の活用がどう組織力を高めていくのか?障がい者の方への支援はもちろんのこと、組織や社会に対しても働きかけ、すべての人が「自分らしい働き方」が選べるような環境を作っていきたいと思っています。
5.障がい者の受け入れに悩んでいる企業へのエールをお願いします。
6.就職準備中・求職活動中の障がいを持った方へのエールをお願いします。
『うまく』生きるのではなく、『らしく』生きるための一歩をmanabyという場を使って一緒に踏み出してみましょう。
インタビューにご協力いただきありがとうございました。
施設名:株式会社manaby
代表者名:岡﨑 衛
設立日:2016年6月
業種:就労移行支援事業所
所在地:宮城県仙台市宮城野区榴岡1-6-30ディーグランツ仙台ビル7F ※宮城県に5か所、神奈川県 2か所、事業所があります。詳しくはHPへ。
ホームページ:https://manaby.co.jp/
事業内容:障がい者を対象とした、就労移行支援サービスを提供しています。 特に、HTMLやCSS、word、excel、photoshopなどのITスキルを学習し支援することで、 在宅勤務などの柔軟な勤務形態がとれるようにサポートをしています。
これまでの就労移行支援事業所にはなかった「在宅訓練」という仕組みを取り入れ、WebやデザインをはじめとしたITスキルを学び、「在宅就労」などの次世代型の働き方を提案し、既存の枠組みにとらわれない「自分らしい働き方」の支援に取り組んでいます。もちろん通所いただくことも可能で、事業所内は「誰もが自分らしくいられる、カジュアルな空間」を大切に、内装にもこだわっています。事業所というより、コワーキングスペースのような雰囲気で、利用されている方も境遇や感性が似ている人が多いように思います。気軽に立ち寄れるカジュアルな居場所でありながら、 自己再生のコミュニティにもなれれば嬉しいです。