会社で働く障がい者のインタビューをご紹介したいと思います。
今回、インタビューにご協力いただいたのは株式会社住宅支援総合ケアーサービスで勤務している米倉碧さんです。
米倉さんは脳性麻痺で小学生の頃から車いすの生活を送っています。彼女には学生の頃から声優になるという夢があり、企業で働きながら専門学校に通い声優になる夢を追いかけています。
社会人でありながら声優を目指す米倉さんのインタビューをどうぞ。
1.読者向けに自己紹介をお願いします。
皆様初めまして、米倉碧と申します。
2.働き出した経緯・キッカケを教えてください。
私は脳性麻痺障がい持ちで、今は会社で働きながら声優を目指しています。
高校生で就職先を探していて学校が行っていた職場実習を繰り返し、卒業間近で受け入れてくださった会社が弊社でした。
入社して2年目に入る1か月ほど前に会社の常務に「声優と両立して働きたい」と話したことがきっかけで会社と両立をして声優を目指せることになりました。
3.働き出した当初感じたとまどいや失敗談はありますか?また、その克服方法は何でしたか?
私は物に捕まらなければ立位が難しく、高いところにあるものを取ろうとすると落としてしまうことがありました。また手指も麻痺により使える部分が限られていたのでパソコンの操作はキーを打つことに時間がかかっていました。
克服の仕方は高いところにあるものは自分で採れるかどうかを確かめて難しそうであれば周りの社員の方に手伝ってもらうよう依頼をし、パソコンはキーを確認しながらでもテンポよく打てるように時間がある時にタイピングソフトで練習をしました。
おかげで物を落としてしまうことも、パソコンの作業ペースが落ちることが少なくなりました。
4.あなたにとって働くことの意味とは何ですか?
私の働くことの意味は自分の夢を実現させるためです。
障がいを持っている私でも歌を歌ったり、上半身を使用して踊ることができるので自分の体で活かせる部分を声優という仕事で活かしていくために働いています。
5.就職準備中・求職活動中の障がいも持った方へのエールをお願いします。
障がいを持っているからと諦めるのではなく、障がいを持っていても、自分が仕事に活かせる部分を見つけてそしてそんな自分に合った仕事を探すこと「自分にこの仕事は無理だ」と思わず少しずつ自分のやりたいことに手を伸ばしていけば努力が実り、夢が叶うと私は信じています。
ご協力ありがとうございました。
代表者名:依田 和孝
設立日:平成23年8月
業種:医療、看護、介護、保育、福祉
所在地:〒263-0031 千葉県千葉市稲毛区稲毛東2-14-12
ホームページ:https://www.inage-houkan.com/
事業内容:居宅介護支援事業、訪問看護、訪問介護、訪問入浴、福祉用具貸与・販売、住宅改修、
看護小規模多機能型居宅介護、保育事業、教育事業、運動事業、買取事業、訪問鍼灸、美容事業、フィットネス事業