僕が好きな事だけを仕事にしている本当の理由

皆さま、初めまして。
この度、ミルマガジンにてコラムを連載させて頂くことになりました、株式会社OLDROOKIEで代表をしております松元と申します。よろしくお願いします。

インタビュー:株式会社OLDROOKIE

2018.07.24

コラム第一弾ということで、今回は仕事をする上で私が大事していることをお話ししてみようと思います。

好きなこと以外は仕事に選ばない。

好きなこと以外は仕事に選ばない。
というか、僕にはそれしかできない。

つい先日、仕事に対して不満を漏らす友人の話を聞いていると、そんな考えが浮かんだ。

僕は興味が持てない作業をさせられると、十中八九、吉岡里帆可愛いなぁだとか、新垣結衣の作ったチキンラーメン食べたいなぁとかそんなことばかり考えてしまう。しまいにはスズメバチの捕食動画を漁る始末だ。

そう、興味がないと集中力が全く続かないのだ。

世の中には本人の好みとは裏腹に成果を残し、好きでもない仕事を生業にしている人もいるが、僕の場合それができない。

やらないんじゃない。
できないのだ。

たとえもし僕の両腕が華麗に動き、いくら見事な手捌きでアンケートの集計・入力作業をブラインドタッチでこなせようが、そしてその噂が徐々に広まり、いつしか平成のショパンなどと持て囃されるようになったとしても、絶対にやらないだろう。

好きで得た知識や経験は「絶対に」仕事へ繋がる

好きか嫌いか。

僕の中では仕事を選ぶ時、この2択だけで十分なのだ。お金が生み出せるかどうかなんてことは正直、二の次三の次でいいと思っている。

誰に言われたのかは記憶が定かでないが、昔、「好きなことは仕事にしないほうが良いよ」とアドバイスを受けたことがある。要は、趣味を仕事にしてしまうと好きなものも嫌いになってしまうから、だそうだ。

自分の好きなように、生きたいように生きていた僕に対してその人は老婆心ながらアドバイスをしてくださったんだろうが、好きなことを生業にして8年が過ぎようとしている今の僕からすると、このアドバイスは正直、「クソ食らえ」だった。

僕は子供の頃からモノづくりが好きで、デザインし、ずっと作品を生み出してきた。
そして大人になり、好きだったことを仕事にし、今でもひたすら何かを生み出している。

それでも好きだ。
モノづくりが。
デザインが。
クリエイティブが。

嫌いになったことは一度たりともない。
少しでも時間に余裕があれば今でも趣味でサイトは作るし、映像も作る。酒を呑みながら作る映像作品なんて格別だ。酒に酔い、自分の作品に酔う。感動物を作った日には自分の作品で涙する。我ながら悪くない人生を送っていると思う。

ただ、こういうことを常日頃言っていると勘違いされることがしばしばある。
人生そんな甘くないんだよとか、嫌なことでも仕事にしなきゃいけないのが社会人なんだとか、鬼の首を取ったかのように反論されるのだが、この場を借りて言わせてもらうと、僕は好きなことだけを仕事にした方が良いと推奨しているわけではないということだ。
これは単に僕が好きなことしか出来なかっただけの話で、嫌々でも仕事をこなせる人なのであればそれでいいと思うし、趣味を仕事にした結果、「私は好きなことを仕事にして好きだったものが嫌いになったぞ!」という人も現実にいる。それは確かなことなんだろう。

しかし、言いたいのはそういうことじゃない。

僕が伝えたいのは、
”本当に”好きで得た知識や経験は「絶対に」仕事へ繋がる、ということなんだ。

好きだからこそ、誰よりも研究し、没頭し、そしてそれを誰かと共有したいと考えた瞬間、大きなパワーに発展することがある。

それは紛れもない事実だ。そのパワーは、「普通」や「嫌い」なんて感情じゃ中々生み出されることはない、とても大きな力なんだ。

これが今、僕が好きなことを仕事にできている理由なのだと思う。
自分の作った作品をお客様に見てもらい、感動、驚き、喜びを味わって欲しい。それが僕のモチベーションに繋がっている。

これを理想論だと片付けてしまうのも構わないが、もし今これを読んでいるあなたに本当にやりたいことがあって、そしてそれが死ぬほど好きで、自分はそれを仕事にしたいと思っているのなら迷う必要は無いんじゃないだろうか。

本当に好きなことは早々嫌いにならないんだ。

人が何かを始めようとする時、お節介な助言をする輩が必ず何人かいる。
それは親でも兄弟でも友人でも、名前も知らない何処かの誰かでも。本人のことを思って言ってくれているんだろうとは思う。

でもね。
あなたは、その”お節介な誰か”の心臓を借りて生きてるわけじゃない。あなたはあなたの心臓で生きてるんだ。

その言葉に惑わされないで欲しい。
自分の「好き」を信じて欲しい。
好きなことをすれば脈が早くなり、感情が昂ぶるその瞬間を。

「好き」は「熱意」になり、
「熱意」は「品質」に繋がる。

少なくとも、僕はそう思い、
今の仕事を続けている。

ABOUTこの記事をかいた人

松元 拓也(株式会社OLDROOKIE 代表)

愛知県出身。株式会社OLDROOKIE 代表。先天性の疾患で脊髄性筋萎縮症を患っていたが、 あまり身体障害に対する社会の"ハードル"を感じること無く生きてきたため、高校を卒業後、初めて「身体障害者の働く場」の少なさを痛感した。 その後、当時同様の壁に直面し悩んでいた佐藤仙務氏と『株式会社仙拓』を設立した。設立から7年が経過した頃には障害者雇用という部分で社会的にも大きな風穴を開けた。 2018年に仙拓から独立したのち『株式会社OLDROOKIE』を設立し、クリエイティブな分野で活動の幅を広げている。