今回、支援施設インタビューにご協力いただきましたのは、三重県で就労継続支援A型事業所を運営されている「クロフネファーム」様です。
こちらではビュッフェスタイルのレストランを事業スタイルとしてスタートさせました。オープンから1年に満たないにもかかわらず、連日開店と同時に席が埋まるほどの大盛況となっています。
雇用されている障がいのある方たちは、それぞれの得意を業務に活かしており、皆さん嬉しそうに日々働いています。インタビューにお答えいただいたのは代表の案浦様。事業の思いを聞かせていただきました。
1.読者向けに施設の紹介をお願いします。
2.施設で提供している支援の内容とその流れを教えてください。
食材の仕込み作業を通して手先のリハビリを行ってもらったり、調理経験のある利用者さんには新しい料理を覚えてもらいながら、調理技術の幅を広げてもらっています。
■ホール業務
できあがった料理をテーブルに並べる際に『○○できあがりました!どうぞお召し上がりください!』などの声掛けを行っています。それを通してただ料理を運ぶという作業だけでなく、お客様とのコミュニケーションも同時にとれるようにしています。仕事は『作業』ではなくお客様に『喜んでもらう』こと、というのを大事にしてもらっています。
3.支援に関して、今後力を入れていきたいことはありますか?
4.現在の障がい者の就労・就職全般に感じる問題点・困っている事はありますか?
5.障がい者の受け入れに悩んでいる企業へのエールをお願いします。
6.就職準備中・求職活動中の障がいを持った方へのエールをお願いします。
インタビューにご協力いただきありがとうございました。
施設名:クロフネファーム 〜伊勢からやさしい風が吹きますように〜
代表者名:案浦 豊土(アンノウラ トヨト)
設立日:2016年12月12日オープン
業種:飲食店
所在地:三重県伊勢市小木町560-8
ホームページ:http://www.kurofunet.com/farm/
事業内容:野菜を中心としたビュッフェ形式のレストラン
レストランなのでお客様と利用者さんとの距離が近く、特にホール業務を行っている利用者さんは積極的にお客様ともコミュニケーションを取ってもらっています。お客様からの直接の『美味しかった!』や『がんばってね!』など声をかけてもらうことも多く、それが利用者さんの仕事に対するモチベーションのアップにもつながっています。料理は野菜が中心なので、厨房での作業も専門的な知識や技術を持っていなくてはいけないこともなく、それぞれの障がいの種類やレベルによってさまざまな作業をしてもらっています。