障害者雇用は「採用の質」にこだわったほうがよい〜面接選考のポイント〜[1/2]
今回のコラムは、「採用の質」をテーマにして2回シリーズで書いてみたいと思います。 採用の質にこだわるとは、障害者雇用における「雇い入れ前の質」にこだわるということ。 私たちのような就労支援をする支援者側で言うと、企業と障…
今回のコラムは、「採用の質」をテーマにして2回シリーズで書いてみたいと思います。 採用の質にこだわるとは、障害者雇用における「雇い入れ前の質」にこだわるということ。 私たちのような就労支援をする支援者側で言うと、企業と障…
「本当に障がい者なの?(困難なことなんてなさそうだけど…)」 これは僕が障がい者職業センター、就労移行支援に通っている間、幾度となく言われた言葉です。 この言葉は僕に限らず、自分の障がいについて理解していて、困難なことに…
前回に続きまして、「障がい者求人」に強くなるためのポイントについてお話ししていきます。 ① プロを味方にする 法定雇用率の上昇など、法律の改正により企業における障がい者の雇用義務化の動向は今後も継続して行われます。 前回…
ミルマガジンのコラムをご覧いただいている方々、特に企業の人事担当者の皆さんには、障害者雇用を上手く実践してもらいたいと常々感じています。 2018年度の障害者雇用に関連する法律の改正を迎えるにあたって、今更ながら「障がい…
障がいがあっても働きたいと考える多くの人に一番必要なものは、働くという経験だと考えています。「うまくできた」「失敗した」「褒められた」そういう経験が社会に出たときモチベーションにつながっていきます。では、その経験はどうや…
それでは、今後も法定雇用率が障がい者人口の割合から見て半数となる「3.0%」まで引き上げられると仮定して、企業の障がい者求人や雇用の現場にはどのような動きと影響が見られるのでしょう。 下記のようなことが考えられます。 ①…
人事担当者の皆さんは、「障がい者法定雇用率はどこまで引き上げられるのだろう。」と一度は考えたことがあると思います。確かに、何%が着地点で、それはいつ頃になるのでしょうか。 法律として障がい者の雇用が義務化され、先ずは身体…
何かをきっかけにそれまで抱いていた夢を諦めるということは、誰にでもあることかもしれません。 かくいう僕は、吃音症になりスムーズに言葉が発せなくなったことで夢を諦めました。また、夢だけではなく、さまざまな進路を諦め、人生の…
前回に引き続き、「障害者雇用成功企業が実践している障がい者求人で知っていて損はない5つの活用術」についてお話しします。 ③ バカにできない助成金制度 障がい者の採用や雇用に活用できる助成金制度があります。大きくは2種類。…
企業の求人活動が活発になるタイミングというのが1年の間に何回かあります。一般的にいわれるのが、大学生の就職活動が解禁される時期や中途採用の場合ですと、4月に入社した新卒採用者が退職する7月や9月頃。 障がい者の場合も同じ…
小学校の国語の授業で、本読みをしていると突然声が出なくなり頭が真っ白になったことは、今でも鮮明に覚えています。 僕が吃音・どもりという症状を知ったのは、そのときが初めてでした。話したい言葉が出てこないということが、これほ…
④ 厳しさが増す『納付金制度』 『納付金制度』とは、常用雇用労働者が101名以上(障がい者の雇用義務があるのは常用雇用労働者が50名以上)の企業が、法定雇用率が未達成の場合に1人当たり月額で5万円を納めないといけない法律…
企業が障がい者の採用や雇用定着を進める理由は、法律によって決められているからです。 企業の人事担当者は法律の遵守という義務を背負い、障がい者法定雇用率を達成させるために様々な努力をしています。できれば、義務だけで進めるの…
人事担当者の皆さんに質問です。「自社の障害者雇用を“義務感”だけで進めていませんか。」と聞かれた時に、どのような答えを準備されているでしょうか。 本心を言ってしまえば、「はい、その通りです。」と胸を張って答えたいところで…
企業にお邪魔して障害者雇用に関するご相談をお聞かせいただくときにメンタルヘルス対策についての話題になることも少なくありません。 2015年12月から施行されました「ストレスチェック制度」や政府の「働き方改革」への対応とし…
皆さんのところでは障がい者の採用や雇用定着に向けた取り組みは進んでいますでしょうか。取り組みを進める中で色々なカベにぶつかることも多いと思います。 今回は、障害者雇用を進める際にいただく相談としてはとても多く聞かれるテー…
前回は、障がい者従業員に振り回される企業の特徴についてお話ししました。 今回は、その対策についてお話ししてみようと思います。 障がい者従業員の雇用を上手く企業に根付かせるための対応として以下に挙げてみました。 『採用準備…
企業は障害者雇用の取り組みを通じて、多くの経験を積むことができます。私は障害者雇用での経験や苦労は“企業の成長”につながる活動だと信じています。しかし、たまに見られる経験や苦労の中には、「しなくていい苦労」「後を引きずる…
前々回と前回で、障害者雇用を始める上で注意する点を含めた「障がい者の雇用定着」までのステップ、6つのステージ①~④までをお話ししました。今回は残りの⑤と⑥についてお話ししましょう。 ⑤ 情報共有 障害者雇用の失敗談でよく…
私たちは同じ人間なのに、どうやって個々を判別しているのでしょうか。 性別や容姿、考えも性格も違うから、自分とは違うと認識できるのだと思います。この違いが「個性」だと考えます。 障がい者はただ個性が周りより多い、それだけの…
前回は、障害者雇用を始める上で注意する点を含めた「障がい者の雇用定着」までのステップ、6つのステージのうち①をお話ししました。今回は続きの②~④についてお話ししましょう。 ② 従業員への研修 これまでのコラムでもお話しを…
2018年度の後ろ姿が見えてくるこの時期になりますと、各企業の障害者雇用に関する動きが慌ただしくなってきます。 数ヶ月後に施行される精神障がい者の雇用義務化に伴い障がい者法定雇用率が現行の2.0%から2.2%へ引き上げら…
色々な物事が追いつけないような速度で変化していることを感じます。それは、企業にも求められており、働く現場を見てみると「AI」や「働き方改革」といった言葉をよく耳にするようになりました。 障害者雇用も、新たな考え方で取組ま…
日頃から、企業の採用担当者の方々を前にして障害者雇用に関するお話しをさせていただく時に、『これから、障がい者の雇用定着を進めていくためには「障がい者就労移行支援事業所」などの支援機関のような専門性の高い社外資源の活用が必…