障がい者が辞めないために職場で取り組む3つのポイント
今年度から障がい者法定雇用率が引き上げられたことにより、義務化の対象となる企業にとっては、障がい者の新規求人や求職者の囲い込み、助成金の活用・社内環境整備などへの取り組みを実施するだけではなく、より一層の“成果”が求めら…
今年度から障がい者法定雇用率が引き上げられたことにより、義務化の対象となる企業にとっては、障がい者の新規求人や求職者の囲い込み、助成金の活用・社内環境整備などへの取り組みを実施するだけではなく、より一層の“成果”が求めら…
前回は僕が就労移行支援に通おうと思った理由について書きました。 で、今回はその続きとして就労移行支援に通ってみてどうなったのか?について書いていようと思います。 就労移行支援に通うことでもたらされた変化 まずは就労移行支…
固定観念とは、心理学の用語だそうです。 人が何かの考え・観念を持つとき、その考えが明らかに過ちであるか、おかしい場合で、他の人が説明や説得を行っても、あるいは状況が変わって、おかしさが明らかになっても、当人がその考えを訂…
「なんで中村さんは就労移行支援に通っているんですか?」 これは就労移行支援に通う前、通っている途中、企業実習(インターン)に参加中、就職活動などさまざまなところで聞かれた質問です。 正直なところ、「なぜ?」と問われてまと…
「失敗してきてください」 この言葉は、僕が就労移行支援から企業実習(インターン)に行くときに、支援者から掛けてもらった言葉です。 「失敗してきてください」 は、就労移行支援に通っていても、難しそうなことがない、困っている…
私が障害者雇用の分野に携わるようになって約15年が経とうとしています。まだまだ経験値の浅い私の目から見ても、「法定雇用率の上昇や納付金(罰金)の対象企業拡大などの法律改正」や「雇用促進による障がい者求人の増加」「多様な助…
前回からのコラムで、「新たな障害者雇用の枠組み作りのひとつとして考えられるのが『地方』での採用」ということを取り上げ、5つの項目に分けてお話しを進めてきました。 『地方』に目を向ける理由 障害者雇用の現状を振り返る …
いよいよ障がい者法定雇用率が引き上げられる2018年4月を迎えました。障がい者の雇用義務のある企業は労働局に対して「障害者雇用状況報告書(六一報告)」をまとめる時期となります。 障害者雇用に敏感な企業の人事担当者の方々で…
自己分析 それは就職活動の中でももっとも難しく、もっとも面倒くさいこと。一方で、就職活動を円滑に進めるためには必要不可欠であり、もっとも大切なこと。 今回は、僕が障がい者として就職活動をするにあたり自己分析を大切にした理…
新年度がスタートしました。障害者雇用に関する法律や助成金制度も新しく変わったものもあります。その中でも最も関心度合いの大きいものとして「精神障がい者の雇用義務化」の施行に伴い、企業に課されている障がい者法定雇用率がこれま…
「障がい者枠なら就職は楽勝だな!」なんて完全に天狗な状態で、僕は就職活動をはじめました。 大学時代は障がいを隠した状態でも就職できたし、スキルやマナー、年齢、学歴なんかを考えると、障がい者枠で採用されない方がおかしいとさ…
前回のコラムでは、「面接選考」について書いてみました。いかがだったでしょうか? コラムを書いたあと、私の職場では新年度スタッフの体制整備に向けた採用面接(障がいのある人ではなく一般の求人ですが…)を行なったのですが、自分…
就労移行支援には、就職活動をはじめて2~3ヵ月と短い期間で就職していく人もいれば、長い時間をかけて就職していく人もいます。 短ければ良い、長ければ悪いなんてことはないと思っています。 はじめて就職活動する人にとっては、履…
「就活なんだから就職するのが目的だなんて、そんなの当たり前だろ!」って思っているほど、僕は就職活動を勘違いしているのではないかと思っています。それは障がいの当事者であっても、その支援者であってもです。 今回は僕が就職活動…
今回のコラムは、「採用の質」をテーマにして2回シリーズで書いてみたいと思います。 採用の質にこだわるとは、障害者雇用における「雇い入れ前の質」にこだわるということ。 私たちのような就労支援をする支援者側で言うと、企業と障…
「本当に障がい者なの?(困難なことなんてなさそうだけど…)」 これは僕が障がい者職業センター、就労移行支援に通っている間、幾度となく言われた言葉です。 この言葉は僕に限らず、自分の障がいについて理解していて、困難なことに…
前回に続きまして、「障がい者求人」に強くなるためのポイントについてお話ししていきます。 ① プロを味方にする 法定雇用率の上昇など、法律の改正により企業における障がい者の雇用義務化の動向は今後も継続して行われます。 前回…
ミルマガジンのコラムをご覧いただいている方々、特に企業の人事担当者の皆さんには、障害者雇用を上手く実践してもらいたいと常々感じています。 2018年度の障害者雇用に関連する法律の改正を迎えるにあたって、今更ながら「障がい…
障がいがあっても働きたいと考える多くの人に一番必要なものは、働くという経験だと考えています。「うまくできた」「失敗した」「褒められた」そういう経験が社会に出たときモチベーションにつながっていきます。では、その経験はどうや…
それでは、今後も法定雇用率が障がい者人口の割合から見て半数となる「3.0%」まで引き上げられると仮定して、企業の障がい者求人や雇用の現場にはどのような動きと影響が見られるのでしょう。 下記のようなことが考えられます。 ①…
人事担当者の皆さんは、「障がい者法定雇用率はどこまで引き上げられるのだろう。」と一度は考えたことがあると思います。確かに、何%が着地点で、それはいつ頃になるのでしょうか。 法律として障がい者の雇用が義務化され、先ずは身体…
何かをきっかけにそれまで抱いていた夢を諦めるということは、誰にでもあることかもしれません。 かくいう僕は、吃音症になりスムーズに言葉が発せなくなったことで夢を諦めました。また、夢だけではなく、さまざまな進路を諦め、人生の…
前回に引き続き、「障害者雇用成功企業が実践している障がい者求人で知っていて損はない5つの活用術」についてお話しします。 ③ バカにできない助成金制度 障がい者の採用や雇用に活用できる助成金制度があります。大きくは2種類。…
企業の求人活動が活発になるタイミングというのが1年の間に何回かあります。一般的にいわれるのが、大学生の就職活動が解禁される時期や中途採用の場合ですと、4月に入社した新卒採用者が退職する7月や9月頃。 障がい者の場合も同じ…