2024年度施行「障害者雇用相談援助助成金」は採用に不安な企業をサポートする制度
2024年4月から障がい者の雇用に関連したいくつかの法律が施行されます。ご存知の通り法定雇用率が2.3%から2.5%へ引き上げ(2026年7月には2.7%へ引き上げ)られ、除外率の引き下げなど、障がい者の雇用義務のある企…
2024年4月から障がい者の雇用に関連したいくつかの法律が施行されます。ご存知の通り法定雇用率が2.3%から2.5%へ引き上げ(2026年7月には2.7%へ引き上げ)られ、除外率の引き下げなど、障がい者の雇用義務のある企…
『令和5年障害者雇用状況の集計結果』が厚生労働省より公表されました。ご存知の通り、障がい者雇用に関わる方々にとっては直近の「障がい者雇用の現状」を知る重要な資料となります。 昨年はコロナ禍でも障がい者の雇用実数は過去最高…
企業経営者や人事担当者にとって2024年度以降に法律改正される障がい者雇用に関連した内容のうち、法定雇用率の引き上げや除外率の引き下げに注目が集まっていると思います。 今回の法律改正では他にも障がい者の雇用に大きく関わる…
前回からの続き 社会的障壁とは 社会的障壁とは、障がいのある方が日常生活や職場で遭遇する不利益や制約を生み出す主な原因です。これらの障壁には、物理的な障壁(例:建物へのアクセス不可)、情報アクセスの障壁(例:視覚障がい者…
「合理的配慮」は、障がいのある方が社会の中で遭遇する障壁を取り除くための重要なアプローチです。これは、2016年に施行された障害者差別解消法により、行政機関に義務付けられ、2024年4月からは民間事業者にも適用されること…
前回からの続き。 マッチングサービスを共同開発することになった翌日から、早速、事業計画を二人で練り始めました。 そして、始めるにあたって約束事を決めることにしたのです。 収支が合わなければ潔く撤退すること 利益分配をしっ…
こんにちは。 株式会社OLDROOKIEの松元です。 随分ご無沙汰なコラムとなりましたが、 先日、『ふくはぴ愛知』という訪問系事業者と利用者さんを繋ぐマッチングサービスをリリースしたので、 今回はふくはぴ愛知について、少…
人材を募集しても「採用ができない」と感じている経営者や人事担当者が少なくないと思います。人材の採用で感じていた悩みは今後、もっと深刻な状態になるとしたら。 耳にする機会が多くなった生産年齢人口問題は我が国の少子高齢化によ…
【Q】 【A】 2016年に障害者差別解消法が施行され、2024年度からは一般の企業においても障がい者が求める合理的配慮の提供が義務化されることが決まっています。 合理的配慮の提供とは「その組織が『人材』というリソースを…
【Q】 【A】 今回のご相談内容だけで判断できることが限られているため、推測できる範囲内のお話になります。法定雇用率の達成に主眼を置き過ぎてしまったために、採用に必要なプロセスを踏まなかった結果、障がいのある方がやりがい…
前回は、【~前半~障がい学生を採用するメリットと、採用時に確認したいポイント】として、障がい者雇用に苦手意識のある企業が、障がい学生の採用をきっかけに障がい者雇用に対する苦手さを克服していただくために、障がい学生を採用す…
はじめまして。伊藤かおりです。 私は、臨床心理士・公認心理師として、行政、福祉、教育、医療領域などで、主に障がい児者支援に関する仕事をしてきました。 障がい者雇用については、以前勤務していた発達障害者支援センターで、発達…
障がい者雇用の担当者の立場から 前職から、どれくらいの障がい者雇用の担当者とお会いしたのか数えたことはないが数百人単位であることは間違いないと思います。 障がい者に関わる仕事を始めて約20年になりますが、障がい者雇用の担…
【Q】 【A】 障がい者の採用プロセスにある「面接」では障がい者本人の職歴や人となりだけではなく障がいや体の状態に関することなど、一般の求人では聞くことがない事柄について確認が必要になってきます。当然のことながら、センシ…
【Q】 【A】 最近は、企業の人事担当者から障がい者雇用のご相談をいただく機会が増えてきたと実感します。 大きな理由としては来年度2024年4月1日の2.5%及び2026年7月1日の2.7%となる法定雇用率の引き上げや除…
初めまして。shaiと申します。 私は聴覚障がいがあり、補聴器をつけて生活しています。 メディアやSNSなどで手話について発信されている方等が沢山いらっしゃるので目にされた方、ご存知の方は多くいらっしゃると思います。 し…
【Q】 【A】 一言で『雇用の質』を表現することは難しく、明確な答えが用意されているわけでありませんので、今回の相談者のように感じる人事担当者も少なくないと思います。障がい者雇用における『雇用の質』を求める場合、多面的な…
こんにちは、Kaienの大野です。“本業に貢献する障がい者雇用の実現”に向けたコンサルティングや人材紹介などの企業向けサービス事業を担当しています。 本コラムでは、障がい者雇用に関する企業支援の現場経験で得られた気付きを…
2024年度以降、障がい者の法定雇用率の2.5%への引き上げを筆頭に障がい者雇用に関連する法律の改正が施行されるため、企業の人事担当者から障がい者の求人や雇用についてのご相談を受ける件数が増えてきました。今回の法改正が障…
はじめまして。大野順平と申します。 私は「強みを活かす」をミッションに精神障がい・発達障がいの方が職場で活躍することを応援するための各種事業を行うKaienという会社に勤務しています。 これまで約10年間、就労移行支援の…
障がい者雇用におけるミスマッチを防ぐ方法として、就労支援事業所の施設外就労を利用することをお勧めします。ミスマッチのないように、採用の際に実習期間を設けたり、トライアル雇用制度を利用する企業は多いようです。それでもなかな…
【Q】 【A】 企業の人事担当者との打合せなどで、障がい者の雇用が進まない理由をお聞きすることがあります。色々な理由の中で今回のご相談のような「過去の障がい者雇用での経験が邪魔をする」ケースというのが、少なくありません。…
【Q】 【A】 人材を採用するプロセスのひとつである「面接」はその人の学歴や経歴だけではなく、これから一緒に働くことになるであろう人物の人となりを知る大切なコミュニケーションの場であるとともに情報収集の場にもなります。 …
このところ企業を訪問する機会が増え、やはり現場に入らないと分からないことがたくさんあると改めて感じたのですが、私にとってやや衝撃的だったのが、作業所化した大手企業で働く障がい者の姿です。 ある企業では、本社内の各部署から…