離職の原因と自己理解の大切さ
高知県四万十町にある就労継続支援B型事業所「しまんと創庫」で、テレワークでの就職を目指している、吉村政宏です。 私はこれまで勤めた4つの職場を、2年足らずで離職しています。離職の原因は、人間関係のトラブルがほとんどです。…
高知県四万十町にある就労継続支援B型事業所「しまんと創庫」で、テレワークでの就職を目指している、吉村政宏です。 私はこれまで勤めた4つの職場を、2年足らずで離職しています。離職の原因は、人間関係のトラブルがほとんどです。…
前回に続き、『イメージすることが苦手・弱い』特性のある発達障がい者が職場で定着するための対処法となるポイントを「企業側」からの視点でご紹介したいと思います。 ①職場における発達障がい この数年、企業で働く障がい者が増加し…
2018年4月に施行された法律「精神障害者の雇用義務化」とそれに伴った法定雇用率の引き上げにより、精神障がい者を求人のターゲットにする企業が増えた結果、これまで職場で見られた障がい者も身体障がい者や知的障がい者に加えて精…
新型肺炎の感染者の増加を受けた対策として、企業が在宅勤務に切り替えていることが連日のように報じられています。テレワークがこれほど注目されることはこれまでにありませんでした。 そうしたなか、障がい者のテレワークも認知され始…
障害者雇用の定着、障がい者に合った製品やサービスの提供、アクセシビリティの向上は、企業に価値をもたらします。 2019年1月、世界経済フォーラムで初めて「障がい」がテーマとして取り上げられました。この時、ビジネスリーダー…
米国で2015年に発表されたウェブ漫画「No, We Won’t Calm Down-Tone Policing Is Just Another Way to Protect Privilege」が、「『冷静に』なんてな…
不協和音というと、去年の紅白に出場した欅坂46の2年ぶりのパフォーマンスが思い出されます。 私は観れていないですが、ネットでは話題になっていたようですね。 不協和音とは、コトバンク(大辞林 第三版の解説)で調べると、「①…
筆者は発達障がいを抱えていますが、発達障がいの方にはコミュニケーションが苦手な方も少なくありません。筆者も例に漏れず、コミュニケーションは苦手です。そんな筆者が普段、どのようにコミュニケーションをとっているのか。 その一…
高知県四万十町にある就労継続支援B型事業所「しまんと創庫」で、テレワークでの就職を目指している、吉村政宏です。 今回は、私が行っているテレワークという働き方について説明します。 テレワークという言葉は、離れたところという…
クロフネファームの看板息子、高知県からやってきたヒロくんのエピソードの第2章です。 仕事現場では大活躍のヒロくんが、仕事以外でがんばっているエピソードをひとつ紹介します。 ある日、会社にヒロくん宛の荷物が届きました。それ…
現在、クロフネファームには23名の障がい者さんがスタッフとして働きに来てくれています。オープン当初に比べると本当にたくさんの方が来てくれています。身体、知的、精神、難病などなど、その障害も様々です。ホール業務、厨房業務、…
2019年を振り返ると今年もたくさんの相談や雇用事例、先進的取り組み企業に関わる機会がありました。「法定雇用率の引き上げ」「精神障がい者の雇用義務化」など、法律の改正に伴い、企業に雇用される障がい者が増加するのに合わせて…
私は、高知県四万十町にある就労継続支援B型事業所「しまんと創庫」で、テレワークでの就労を目指している、吉村政宏です。最初に、ADHDの私の自己紹介をします。 ADHDについて初めて言及されたのは、小学1年生の時でした。 …
前回に続き、障がい者『サテライト雇用』サービスについて。 『サテライト雇用』に関する声 障がい者の法定雇用率が上昇する中で「多様性社会の確立」「社会的責任」といった風潮も追い風となり企業の障がいのある労働者の雇用に向けら…
先日、とある新聞記事が私の目に飛び込んできました。その新聞記事とは毎日新聞の朝刊に掲載されていたのですが、記者が取り上げているテーマに私の眼だけではなく心も大きく引き付けられるものでした。(※下記より記事をご覧いただくこ…
引用元の確認不備があった為、記事の一部を修正しています。 米国でピザチェーンのドミノ・ピザに対し、視覚障がいの男性がウェブサイトやアプリのアクセシビリティが不十分でメニューを注文できなかったことがADA法(…
前回の続きから。 ③社外専門機関の活用 「現在、社外の専門機関を大いに活用していますか?」 現在、企業が法定雇用率を達成させるためには社外にある専門機関とのチームによる取り組みが必要不可欠であると考えています。これからの…
気付けば2019年も残すところあと少しとなってきました。 仕事もプライベートも、なるべく積み残しのないように年内のうちに済ませておきたいという気持ちにさせられる時期になりました。その一方で、年が明けると年度末がそろそろ見…
障害者雇用に取り組んでいる企業の人事担当者は障がい者の求人や採用を進める際にいくつかの採用ルートをお持ちだと思います。 例えば、ハローワーク(窓口、合同面接会)、障がい者専門の人材会社やwebサイト、支援学校など。この数…
筆者はASDとADHD、いわゆる広義の発達障がいと診断されています。また、LDの特性も見られ日々、自身の新たな特性・傾向の発見と理解を繰り返しています。本コラムでは、筆者自身が普段感じている事や課題など、当事者の言葉とし…
2016年4月、障害者差別解消法が施行され、改正された障害者雇用促進法では「障害者に対する差別の禁止」「合理的な配慮の提供義務」が明記されました。 合理的な配慮って、なかなか難しい言い回しですよね。 雇用の分野における「…
欧米メディアで、自閉症などの発達障がい者を高スキルのAI人材やITエンジニアとして活用する企業が増えてきているというニュースを目にすることが出てきました。そうしたニュースでは、”neurodiversity”(ニューロダ…
前回は対話のコツについて話をしました。 今回は対話シリーズの最終回、「自分と向き合うこと」についてです。 向き合うことの大切さ 障がいのある人が就職する際、「自己理解ができていること」がキーポイントと採用担当の方々からよ…
私たちの事業所ポンテに通ってくる方々のほとんどは心の病があって、みなさん就職を目指しています。 「心の病が改善されてきたけれど、まだフルに活動できるエネルギーはない」という状態で通所を開始する、という場合も、よくあります…